春の嵐とモンスター　漫福ガチャ　缶バッジ 天峰栢 春の嵐とモンスター 漫福ガチャ 缶バッジ 天峰栢 春の嵐とモンスター

７つの短編が入っていますが、どれもホテルローヤルにつながるお話です。 湿原の景色と相まって、独特の雰囲気を醸し出す物語です。 とてもきれいな状態で届きました。

ドストエフスキーら後のロシア文豪に影響を与えたと言われるゴーゴリの作品を読みたくなり、まず青空文庫にて無料で『外套』を読んだのですが、気に入ったので紙書籍を買いました。 『外套』の主人公は、50の坂を超えたちんちくりんにして額が少し禿げ上がった、薄あばたの浄書係である万年九等官。ぼろぼろになった外套（同僚からは半纏と言われ、嘲笑の的である）を何とか修繕しようとするも、もはや手の施しようもなく新調する羽目になり…。即ち、小官吏がお金を貯めて外套を新調する話なのですが、人からは馬鹿にされ、蔑まれている主人公への作者の温かい憐みと愛情が感じられる物語です。主人公の命名の由来を始めとして、至るところに味のある訳者の表現も魅力的。読者たる自身も、いつのまにやら主人公への愛着を覚えました。『鼻』はシュールな話です。好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、思わず笑ってしまうところがあります。ロシア文学にはユーモアが溢れる作品がたくさんあり、大変魅力的です。ゴーゴリは『死せる魂』も面白いのですが、この『外套』もお勧めです。

図書館で読めるまで待とうかと思いましたが、東野作品は待てませんでした。

モデルは本人かなぁ・・純文学、芥川賞受賞作品、著者は漫才師、手頃な価格・・で興味本位に買う人が多いのでしょうね。

今年の芥川賞作家の羽田さん 手にとって目を通すまではどんな文体を書く方なのか? やはり、期待は裏切らない内容で これぞ、純文学！ これからの作品に期待が膨らみました。

映画が公開されるので読みたかった。楽しみです。

「風と共に去りぬ」第1巻が無料になっていました。 若かりし頃、映画を見て感動した覚えがあります。 暇を見つけて読んでみたいと思い取りあえずポチしました。