17絃箏　琴柱　17弦琴　琴　和楽器　邦楽　生田流 17絃箏 琴柱 17弦琴 琴 和楽器 邦楽 生田流

2007年の日本SF傑作選。 選者が勝手に選りすぐったという16本の短編はいずれも粒ぞろい。 そして、少しでもSFを知っている人なら聞いたことのある作者ばかりが名を連ねている。 それでも一本選べといわれたら、小川一水の「グラスハートが割れないように」を挙げたい。 しかし傑作選といいつつ未発表作品が混ざっているのは愛嬌か。

エル・ファシル以後の若き日のヤン・ウェンリーのエピソードを描く外伝第４弾．

普通に面白かったです。 ラストも、思いっきりひっくり返る、という感じではなかったと思うし。 イメージとしては、「木曜組曲」に似てるかな。 場所が限られているところとか、 亡くなった人を思い起こしながら話が進むところとか。

小説に映像が付いてくる…という今までにない企画でびっくりしました。DVDを見てもびっくり。イメージだけの美由紀の行動がよくわかる映像でした。早く読破しなければ。

DVDの方は余り期待はしていませんでしたが・・・。 思ったとおり、なかなか映像化は難しいようです。 東京湾観音事件の前のストーリーですが、ノンクオリアが出てきていたりいま一つ無理やり感が出てますね。 でも「きばあゆこ」もちょこっと出ていたりしているので続編も出るのかな？ 小説はこれから読みますが、こっちはそれなりに面白いと期待しています。

著者初期の作。これで直木賞候補になったとか。 大幅改稿したとのことで、ところどころ著作当時の時代の懐かしさを感じさせつつ、違和感なく読めた。

外国人の日本文化に関するカン違いには 思わず苦笑してしまうコトもあるけれど、 それをここまでデフォルメしてパロディにして、 なおかつおもしろいと感じさせるトコロが なんかすごいと思っちゃった作品。 現在の日本とは全く異なる 「パラレル日本」とも呼ぶべき「日本」が舞台で、 そのギャップは笑けるというか呆れるというか、ですが、 反面、作中で起こる事件の中に織り込まれた日本的思想に 「あぁ、今は失われているけれどかつてはきっとそうだったんだろうな」 と納得してしまう部分も多々あります

まあまあのお話でした。期待していたほどではなかったです。

「自分の脳に直接外部の情報がダウンロードされる」脳自体その機能は持っているけど、まずはそれを取得しようとする意思が必要。でも「時間封鎖」では、意思は介在しない状況が存在します。科学、化学、宗教、人が興味を持つであろうものがSFの世界で見事に展開されています。

設定としてはグレッグ・イーガンの「宇宙消失」に近いものがあるが、後の展開は全然別もの。ストイックな恋愛小説としても読めるほどで、時間軸を行ったり来たりする手法もそれほど無理が無い。

ほとんど、この先生の本は読ませていただいています。医療での問題がいっぱい書かれていて、なるほど〜と思う部分もおおかったです。しかし、今回は大きな事件は起こらなかったのでちょっと残念です。田口先生も頑張ってますし、白鳥さんは相変わらずだし。